第70回 空間研究小委員会研究会
「四川大地震からの復興 -都市から建築へ-」
2008年5月12日に発生した中国・四川?薙川地震は、死者8万人にも及ぶ大惨事を惹起し、物的
な直接的被害としては、家屋に加えて学校建築の倒壊が問題となった。また被害の中心は山間農村
部であったが、周辺地域に所在する農村集落の近代化を基本方針とした再建計画が期待された。
地震から約2年を経て実施する本シンポジウムでは、実際に都市・建築の復興計画に携わった研究
者や建築家から復興マスタープランおよび小学校再建・建設プロジェクトのアプローチ、考え方、
計画について講演をしていただく。そして今後の復旧・復興過程における都市・建築計画の方法論
とそのあり方について議論を展開していく。
主催：建築計画委員会 計画基礎運営委員会 空間研究小委員会
日時：6月12日（土）１４：００～１７：３０
会場： 建築会館3階会議室
内容：司会 郷田桃代（東京理科大学）記録 狩野朋子（帝京平成大学）
趣旨説明 狩野朋子（前掲）
１．「四川?薙川地震の概要と復興マスタープラン」
：加藤孝明（東京大学生産技術研究所），カビリジャン・ウメル（東京大学大学院）
２．「小学校再建・建設プロジェクトへのアプローチ」：胡昂（東京大学生産技術研究所）
３．「香泉郷中心小学校の設計」：藤井明（東大生産技術研究所）
４．「成都華林小学校の設計施工」：松原弘典 （慶応義塾大学SFC・北京松原弘典建築設計公司）
全体討論
閉会の挨拶 橋本都子（千葉工業大学/小委員会主査）
定員：60名（申込み先着順）
参加費： 会員1,500円、登録メンバー2,000円、会員外2,500円、学生1,000円（資料代含む）
申込方法：E-mailにて、催物名称、参加費種別（会員番号）、氏名、勤務先・所
属を明記しお申し込みください。（定員に達した場合のみお断りの連絡をいたします）
申込み・問合せ先：事務局研究事業グループ 森田 morita@aij.or.jp
